大学4年生のスキマ

大学生の考え事にお付き合い頂きたい。

【私見】格差の中でうまく生きる

 

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☆私のアルバイトの経験
 
私が最近、とある都内の高級ホテルで搬入出の作業をしていたときのこと。
私はいつも通りフリーターが多いような仲間とジーパンにTシャツで肉体労働をしていました。
 
私は仕事が終わり帰路につこうとしていた際に、出口がよくわからずホテルの中で迷ってしまいました。
 
ジーパンにくたくたのTシャツで、迷った先にはドレスアップされた男女が騒ぐパーティー会場。
外に出てみれば、駐車場に見たこともないような超高級車。
 
日本にもこうした格差はあるのだなぁ、と肌で実感した日でした。
 
 

 
 
 
今朝、幸せな人生の見つけ方(Bucket List)という映画を見ました。
たまたま相部屋になった正反対の二人。
エドワードは、一代で10億ドルの資産を築いた資産家。
一方のカーターは、子供のために自動車整備工場で40年間働いてきた労働者階級出身。
 
この二人が意気投合し、死ぬまでにやりたいことを書き出し共にそれを全部やろうとしていく物語です。
 
そこで、この意気投合した二人が喧嘩別れをするシーンがあります。
その際、2人は元の別々の生活に戻る。
結婚と離婚を繰り返していたエドワードは豪邸で一人、寂しく過ごす。
カーターは、豪邸とは言えないものの、多くの家族に囲まれ笑顔の中過ごす。
 
この対照的なシーンから、格差の中でうまく生きることを考えさせられました。
 
 
☆ゆるく考えよう

 
私の大好きなちきりんさん著の「ゆるく考えよう」にも、経済的格差についての記述があります。
 
欧米の子どもたちは自分が小学校の頃には自分の生きている階級を知るのだと言います。
しかし、だからといって悲しそうな表情をしているばかりではありません。
 
その与えられた環境の中で、自分の人生を楽しもうという考え方を持って生きているのだと言います。
 
言われてみると、難民といわれる子どもたちの目が輝いていたという話を聞くことがあります。
限られた人生の枠の中で最大限に楽しむためには、何が必要なんでしょうか。
 
☆バナナマンのラジオにて
 
私はバナナマンのPodcastが大好きで、毎日聞いています。
バナナマンがダブルブッキングというコンビの貧しい生活を聞きながらも、「それでも毎日楽しいでしょ?」と尋ね、ダブルブッキングは「楽しいですねー」と返していた。
 
 
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最近の若者は車に興味がないだとか、大きな夢を持たないだとか言います。
ですが、私にはそれの何が問題なの?って思います。
 
現在、たとえお金持ちではなくとも十分な暮らしができます。
300円あれば、牛丼が食べられ、うどんもそばも食べられ、マクドナルドでハンバーガーが2つ食べられ、サイゼリヤでパスタもドリアも食べられます。
300円でこれだけ多くの選択肢を持ち、「自分は貧しい生活をしているな・・・」と感じる人は多くはないのではと思います。
 
最近売れている軽自動車は、大変高機能ですし、車という機能を果たすという点では何一つ問題ないと私には思えます。
軽快に走って安全性もあって・・・大金持ちにならなくても、十分な豊かさを享受できるのではないでしょうか。
 
日本において実際に、「格差ってあるなぁ〜」って思うことはあります。
ですが、お金というリソースを如何に自分が本当に心から求めるものに投じることができるかが、「格差の中でうまく生きる秘訣」なのでは?と考えています。
 
その結果が、若者の価値観の多様化なのではと思います。
全員が全員、ベンツに憧れない世界、ロレックスやルイヴィトンに憧れない世界なのではないかと思います。
 
あくせく働かずに、それなりの豊かさを享受する。
そして、カーターのように妻と子ども孫に囲まれて、笑顔で暮らす・・・そんな「豊かさ」を志すことは、この不景気の中では自然な状態ではないかなと思います。
 
日本に経済的格差はありますが、その中でも十分「豊か」に生きていける環境があると思います。
 
心の底から自分が欲するものと向き合うことが、格差の中でうまく生きる秘訣だと私は考えます。
 
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