大学4年生のスキマ

大学生の考え事にお付き合い頂きたい。

【就活】大企業か、ベンチャー企業か

ついこの間まで、ゼミの発表準備で忙しくしておりました。。。

そのため、更新が滞ってしまいましたが、これからは順調に投稿していきたいと思います。

 

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最近の就職活動でホットな話題になってきているものに、大企業で働くか、ベンチャー企業で働くかというテーマがあります。

 
大企業の定義はさておき(大体イメージ通りだと思うので)、ベンチャー企業を定義したいと思います。
 
ベンチャー とは、ベンチャー企業ベンチャービジネスの略であり、新技術や高度な知識を軸に、大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する中小企業を指す。」by Wikipedia
 
イメージとしては、「小規模・革新的」といったところでしょう。それで、正解です。
 
それでは、大企業とベンチャーどちらで働くべきでしょうか。
就活生が企業に求めていそうなものから考えてみましょう!
 
【安定】
「大企業=安定」というのは、高度経済成長期かつ、終身雇用が約束された時代の話です。現在では、大企業も早期退職が促されます。決して仕事ができない訳ではない、五段階で言えばBランクの社員ですら、早期退職を促される時代です。
 
そのため、真の安定を得るためには「どこにでも通用する高いビジネススキル」を手に入れることです。
 
では、この点において大企業とベンチャー企業どちらが有利でしょうか?
 
ベンチャー企業は、大企業と比べて責任ある仕事を任される時期は早くなります。
なぜなら、ベンチャー企業では財務的な余裕が大企業に比べなく、ゆっくり育てている暇はないため、早くから責任ある仕事を任されるのです。
自分に対し責任のある仕事であることは成長に必要不可欠です。
なぜなら、他人に責任を転嫁することができるなら、自分が成長する必要はないからです。
 
責任ある仕事を早くから任されるケースが多い点では、ベンチャー企業がオススメです。
 
また、「ベンチャー企業は研修制度が整っていないため、社会人の基本を学ぶことができないのでは?」という指摘もあります。
しかし、これに関しては印象に残ってる学校の授業と、印象に残ってる学校での出来事、どちらが自分の身に残っているか思い出してもらえれば分かるかと思います。
所詮、座学でならうことなんて、大したことではありません。
 
しかし、ベンチャー企業にもデメリットはあります。
それは事業がかなりニッチなケースが多いということです。
そのため、一時期の流行が去った後何も残らない可能性があるということです。
 
しかし、普遍的に大切なビジネススキルは身につけられるのではないでしょうか。
リーダーシップ・マネジメント力・プレゼンテーション力・マーケティング・コスト感覚・営業力などなど。。。。
これらを身につける環境を早くから手に入れることができるのは、やはりベンチャー企業でしょう。
 
どこにでも通用するビジネススキルを身につけてひとりでも食べていけるようになることこそ、最高の「安定」でしょう。
 
という訳で、ベンチャー企業の勝利!
 
【ブランド】
 
これは今の就活市場では、名の知れた大企業に入ることが評価されているので、大企業の勝利でしょう。
 
ただ、ハーバード大学では大企業に入る学生を良しと見ていません。
最も優秀な学生は起業し、その次に優秀な学生はベンチャー企業に就職します。
そして優秀ではない学生が大企業に就職していきます。
起業するという学生に対しては大きな拍手で称えられ、大企業に就職する学生に拍手はありません。
 
ですが、今の日本の学生はまさに逆です。
そのため、ブランドでは大企業の勝利!
 
【収入】
これはもちろん一概には言えません。
大企業でも幅がありますし、ベンチャーにも色々な企業があります。
そのため、これに関しては議論できません。
 
これに関しても企業によるところが多いでしょう。
しかし、創業期・不安定期のベンチャー企業に休みはありません。
むしろ、そのような時期のベンチャー企業で働いている人は、仕事が好きな人たちの集まりのため、放っといても働き続けるような人たちです。
そのため、ワークライフバランスなんて無いに等しいでしょう。
 
しかし、大企業で土日返上の労働を強いた場合社会問題となって、企業ブランドを傷つけます。
そのため、しっかりとした休みをとらされるのです。
 
という訳で、ワークライフバランス=しっかり休みが取れるとざっくり定義すると、大企業の勝利!
 
【入社しやすさ】
なんとなくイメージとしてはベンチャー企業の方が入りやすいという感じでしょうか。
しかし、GoodfindJobwebに掲載されているような優良ベンチャーはかなりの難関です。
私も入社試験を受けましたが、周囲に集まっている学生はまったり安定志向の大企業志望とは全く違う次元の学生ばかりです。
非常に頭が切れ、経験豊富な学生が多く集まってきます。
そのため、優良ベンチャーに入社するのも狭き門です。
 
しかし、大企業もブランドある会社には体育会出身・帰国子女などのブランドある学生が集まり、競争率も高まります。
 
ここは難しいですが、ベンチャー企業を見ている=就活意識・アンテナが高い、かつベンチャーという不安定さを物ともしない精神力などを持ち合わせているという点で、ベンチャーをみる就活生の実力はかなり高いのではと考えられるので、ベンチャーに軍配が上がりそうです。(んーでも、やっぱり難しい!)
 
【業種】
大企業ですと、営業の人は営業だけ、経理の人は経理だけ・・・などと部署ごとに仕事をカチッと分けられます。そのため、その道のスペシャリストを目指すことに適しています。
ですが、ベンチャーは会社規模が小さいため、1人で何個もの部署を掛け持ちするケースが多いです。そのため、経営者と近い目線で仕事をするゼネラリストタイプになります。
 
これも好みが分かれるところで、スペシャリストorゼネラリストどちらがいいかってところでしょうか。
という訳で、引き分け!
 
【事業の規模・ダイナミックさ】
これは間違いなく大企業でしょう。
総合商社に入社すれば一年目から何千万という規模のトレードを毎日行うことになります。
また、インフラ系の企業に勤めれば自分のミスで国民全体に大迷惑をかけることにもなるでしょう。
 
ベンチャー企業は特徴でもある「小規模」というところが、事業規模を大きくしきれないところがあります。
 
以上より、事業規模は大企業の勝利!
 
【人間関係】
 
人間関係に関しては、大企業・ベンチャー企業で分けるのは非常に難しいです。
ですが、ベンチャー企業は「企業理念」というのを非常に大切にしているため、その理念に共感できる人だけが集まってきます。
この点では、同じ価値観を持っている人と出会いやすいのはベンチャー企業でしょう。
大企業は、企業理念など大して意識していない人が多いですし、あっても当たり障りのないことしか書いていません。
 
という訳で、僅差でベンチャー企業の勝利!
 
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以上、就活生が企業に求めるものを軸に大企業とベンチャー企業を比較してみました。
 
私はこの記事を通して、ベンチャー企業も視野に入れて欲しいと考えています。
自分が企業に求めるものはなにか、社会人としてどのように働きたいか。
しっかりと自分自身悩みに悩んで、その答えを出してほしいです。
 
そしてその答えにマッチする会社は、大企業だけではなくベンチャー企業にも多くあるのではないか、と目を向けると新しく素晴らしい出会いがあるのではないかと思います。
 
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